| 掲載日:2007年08月29日 |
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ご用心、暑さの中のアルコール! |
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| ところで今年の猛暑でみなさんは、どのくらいビールをお飲みになったかい? お若いお客さんなんぞは、それこそ浴びるように飲んだ方も多かったろうが、老婆心ながら、こういう暑い時期のアルコールは気をつけなきゃいけないぜ。 あっしは仕事の関係で時々インドに行く。今時分あちらは雨期なもんで、日本の方が暑いくらいだが、4月5月ってえのは連日40℃を超え、時に50℃近くまで気温が上がることも少なくない。気温の方が体温より高いんだから、扇風機だってドライヤーみたいな熱風だから、かえって暑いくらいのモンだ(それでもないよりマシだがね)。 |
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そんな時はあっしみたいな大酒飲みも、あんまりアルコールを口にしたいと思わなくなる。40℃を超える猛暑の中で飲むビールは、すこぶる回りが早く、人によっては心臓に負担がかかる。イスラム教が飲酒を禁じているというのも、もともと気の荒い部族どうしの集まる砂漠の中から生まれた宗教で・・・アルコールで倒れるならまだしも、暑さに酔いが加わって、さまざまなトラブルがあったからに違いない。 |
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猛暑の中のビール |
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| 40℃前後の猛暑の中でアルコールが体に良くないというのは、医学的にもいくつか根拠がある。その一番の理由はやはり水分補給の問題だろう。 最近じゃあ「ビールでは水分補給にならない」なんて言われているが、そいつは正確じゃない。それを言うなら、「ビールでは効率の良い水分補給はできない」とか「ビールで熱中症予防はできない」と言うべきだろう。 ビールには水分がおよそ90%あるんだが、アルコールには尿の量を調節するホルモンを抑える働きがあるんだ。まあ、簡単に言えば「利尿作用」があるってことなんだが、ビールの場合、カリウムが多いために体に取り入れた水分より、余分に尿を出してしまうことがある。 加えて言うと、これはビールに限らずアルコール全般に言えることなんだが、人間飲み過ぎると体内の水分バランスがわるくなる。体の細胞に含まれた水分が、血管内などに移動するなど、体内の部位によるバランスが崩れるんだ。 |
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二日酔いの頭痛も、その時の脱水症状のひとつだ。夏の日の二日酔いが辛いのは、そういった理由もあるのさ。二日酔いの時は血液もドロドロに濃くなっているから、血栓の危険もある。気をつけて・・・なんて言っても、左党のみなさまはお聞きにならないだろうから、ビールを飲む前に水を少し飲んでおくとか、欧米のレストランのようにお酒と一緒にミネラルウオーターを飲む、なんてことをオススメするよ。あっしの口から言うのもなんだけど、くれぐれも飲みすぎにはご注意していただきてえもんだ。 |
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ビールは保存が大切でい! |
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| ところで暑い中のビールといえば、ドライビールを推奨する方も少なくないだろう。20年前、アサヒ・スーパードライの爆発的な大ヒットから、今はビールの中の一分野として定着したドライビールは、暑い日に運動して汗をかいたあとなど、ノドが乾いたあとの一杯がすこぶる旨い一品だ。当時、ビール業界4位までに落ち込んでいたアサヒを業界1位までに押し上げ、「起死回生のスーパードライ」と言わしめたブランド品だな。 | ||
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| ドライビール製法のしくみは至ってシンプル。醗酵を上げて糖分を分解し、アルコール分を高くしたビールだ。飲み口がスッキリした辛口の味わいが特徴だが、一方では「ビールなのに麦芽の味がしない」とか「ビール系スポーツドリンク」といったように、それを嫌う人も少なくない。「美味しんぼ」でも「こんなモノが流行るなんて、情けない世の中だ」とクソミソに言われているが、毀誉褒貶の大きいということは、それだけ世の中に出回っている証拠。 ドライビールほどクッキリとシャープな味わいのビールは見当たらないので、そういう意味でビールの一分野を築いたとあっしは思っている。アメリカ人はドライを好み、ヨーロッパ人はエビスを好むのは、その良い例だな。 とにかくスーパードライくらいのビールは、好みの違いはあっても、ある程度以上のレベルには至っているもんだ。それよりも、意外に大切なのが「保存」の問題なんだ。ビール工場見学をした方ならご存知だろうが、出来立てのビールってえのは格別だ。ところが、こいつを日のあたるところに、ホンの少しの間置いておいただけで、ビールの味はたちどころに落ちる。 よくインドのビールは不味いというが、あれは連中が冷蔵代をケチって変な場所に置いておくから味が落ちるだけの話。出荷したてのキングフィッシャーなどは、意外にイケるもんなのさ。 |
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以前、バドワイザーが不味いと言われたのも、船便で送られてきたからだ。現在は日本国内に工場を持ち、日本人のマイスターが管理して作っているので、なかなかバカにできない味になっている。 |
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