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水産物 医食同源
ヒヤッとビヤっとビールだぜ! 7
掲載日:2007年08月08日
 
アイコン まいど、まいど、イダテンのゲンさんです!
 いやあ、涼しいと思っていた夏も、遅まきながら暑くなってきやがったなあ。やはり、どんな商売でも夏は暑く、冬は寒くというのが基本さね。去年に引き続き、今年の7月もさえない天気の日が多かったが、どうやらここにきて夏らしい8月を迎えられそうだ。
 お客さんがたのもとに「新・限定赤札商品のご案内」は届いたかい? ボタン海老、オマール、バナメイなどの大安売りはもちろん、品薄が心配されるマグロやウナギも嬉しいお値段で揃えてあるよ。
 また、ご好評いただいているのが、2週間ごとに品がかわる期間限定の特売セールだ。覗いていただければわかるけど、無頭ブラックタイガーや青森産ベビーホタテの安さは言うに及ばず。イタリアンチーズの王様、パルミジャーノ・レッジャーノなんて、モトからどこよりもお値打ち価格だったのに加えて、さらに値引きときてるんだから「持ってけドロボー!」ってな具合さね。
 ともかくも、新鮮で旨い食材、このイダテンのゲンさんが腕にヨリをかけて集めてくるからよ。どうか、この時期――食材仕入ドットコムさんの食材で乗り切っておくれよ!
   
  どこで分ける? ビールと発泡酒
   前回、台湾ビールの時でも申し上げたけど、暑いとこのビールってえのはライトなものが多い。これは、暑い時にグビグビ飲んでノドを潤すのに向いていることがあるだろう。いよいよ、暑くなってビールの旨い季節になってきたが、この時期はそんな軽いビールも良いかもしれない。タイのシンハ、フィリピンのサン・ミゲルはもちろんだが、趣向を変えて、軽めのアメリカンビール・・・バドワイザーやミラーなども、この時期良いかもしれないな〜。
 なに? うちはいつも発泡酒だって?
 ビールなんて高級品はついぞ飲んだことがないのに、まして輸入のビールなんて飲めないってかい?
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   そうさな、最近は発泡酒もずいぶんレベルが上がり、そこそこコクのあるものも多くなった。でも考えておくんな。ビールと発泡酒の違いって何だと思う?
 味かい? 発泡酒は薄くてビールは濃いという違いかな。でも、最近はコクのある発泡酒も開発されていて、薄めのビールに比べるとあまり遜色なかったりする。
 混ぜ物の割合で決まる税金かい? ・・・うーん。これはかなり正しい解釈だが、正確ではない。お答えを申し上げれば――混ぜ物の割合を基本に、お上が「ビール」と呼んだものがビール。「発泡酒」と呼んだものが発泡酒ということになる。
 え? そんなワケないどうってか。それじゃ、まるで気分でお上が税率を決めてるみたいじゃないかって?  いやいあ。もちろん、日本は法治国家だから、気分で税金が決められるるはずはないんだが、その根拠となる基準にあまり整合性がないんだ。そいつがちょっくら困ったもんなのさ。
  写真 日本のビールの場合、ドイツはバイエルン国王のビール純粋令と違って、麦芽・ホップ・水・イースト以外に「国が認めた混ぜ物」を入れて構わないことになっている。それはコーンスターチ、米、デンプン、ジャガイモ、カラメル、糖類といった、いわゆる麦芽以外の炭水化物にあるって寸法よ。
 この「混ぜ物」の割合が33%以下ならビールと呼ぶわけだな。だが、酒税もその分高く、全体の価格の44.5%も取られることになる。よくビールのことを「税金を飲んでるようなもの」というのは、そんなワケなのさ。ちなみにドイツは6.1%、フランスは7.3%だから、ユーロ高の今でも、ビールだけは安く感じるといった寸法さね。で、発泡酒の場合でも、副原料の割合によって約25〜35%の税金がかかる。ビールの44.5%に比べればやすいけど、それでも日本のビール税は高いと言わざるを得ないわな。
  ベルギービールは発泡酒なのか?
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   さらに言えば、日本には税金を高く取られている「発泡酒」がある。何だと思う?
 そう。今、ちまたで人気急上昇のベルギービールの類いだよ。
 先日、知りあいの若い衆が「ベルギービールは、法律上はビールじゃなくって発泡酒なんですよ」と、したり顔で言ってたが、そいつはビールとは何か、中身がわかってない人間の言うセリフだ。そのワカモノならぬバカモノには、よーく理由は聞かせて注意してやったが、ちょっくらその根拠をお話することにしよう。
 ベルギービールに限らず、世界のビールの中にはコリアンダーやクローブ、ナツメッグといった、甘味のある香りのスパイスや、チェリーやオレンジピールなどのフルーツを入れたものが少なくない。これらは国が定めたコーンスターチや米などのデンプンではないため、麦芽を100%使っていても「発泡酒」と表示しないといけないのさ。
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   だが・・・以前にもお話をしたように、ビールにスパイスやフルーツを入れるのは、「グルート」と言って、保存を良くし香りづけをするために用いられてきた技法だ。ホップはその中で辿り着いた、最良のグルートだったわけだ。
 歴史的に見ても、ビールの製法上から見ても、こうしたスパイスやフルーツなどを「グルート」にしたビールは、正真正銘の正統派。どこに出しても恥ずかしくないビールの中のビールなんだが、わが国の店頭ではビールと銘打つのを許されず、「発泡酒」と表示しないといけない。
 考えてみれば「ラベルには”ビール”と書くな。でも、税金は普通のビールと同じに払え」ってことだから、理不尽な話さね。輸入品ならまだしも、国内のビールメーカーだって、こんな割の合わないものは作りたがらないから、消費者の選択肢もおのずと狭まってしまうわけよ。
 もっとも、お客さんの方はよくわかっていて、発泡酒の表示を気にして、ベルギービールを買い控える人はいないようだ。またラベルにも「スパイス等が入っているため、法令上ビールと表示できません」と書かれている。
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   だが、その一方麦芽を使わず、3分の1も混ぜ物を使ったものをビールと呼ばせてしまうのは、まったくもって整合性がない話さね。まあ、ビールみたいに旨いモン、少しくらい高くっても飲んでしまうがな〜。
 そんな発泡酒ならぬベルギービールを食材仕入ドットコムさんでも扱っているよ。
品目はあのシメイビール6種類。通常1本400〜500円するシメイが、1本あたり320円ほどでお売りしている。シメイの馥郁とした味わいは、まさにベルギービールの雄と呼んで差し支えない。
別にキャンペーンのお品じゃないが、こんな安くって旨いもん、買ってシメイなさいってなもんで・・・どうぞ飲んでやっておくんなせえ。
 さーて、暑くなってきやがった。これからビアホールにでも行って、しっかり税金を払って日本のために貢献してやっかな〜。
 それじゃ、お客さん! 次回をお楽しみに!
 
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