| 掲載日:2006年10月18日 |
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| 皇帝バターチキンの優雅なお味 | |||||||
| ご好評いただいてきた「かれーな印度カレーを召し上かれー」も、とうとう30回目。予定では、あと2回ほどを残しているが、カレーに関しちゃ、まだ話たいことが山ほどあるから困ったモンさね。 今回ご紹介するバターチキンはあっしが考えるに、そんなカレーの中でも皇帝と言える存在に違いねえ。こいつは比較的、最近になってレシピが完成された料理らしいが、そのルーツは、ムガール帝国・王侯貴族が食していた宮廷料理。本国インドでも高級店でしか出されないメニューなのさ。 バターチキンってえのは、通常のチキンカレーに比べるとべらぼうに手間がかかる。なんせ、いったんタンドリーチキンを作ってから、さらにそれをカレーの具材として煮込むわけだからな〜。 |
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| タンドリーチキンをベースにするわけだから、もちろん北インドのパンジャブ料理だ。本国ではムルグ・マッカーニーと呼ばれ、もちろん毎日食べる料理ではないが、料理人にとっては腕を試されるコワーい一品なのさ。 タンドリーチキンは土窯タンドールがないとできないので、一般の家庭はもちろん、普通の居酒屋や小料理屋でも、あちらと同じものは難かしい。もちろん、それに近いもので美味しいカレーは、十分作ることができる。こいつはタマネギを使わないで出来るカレーの代表でもある。どうぞ試しておくんなせえ。 |
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| チキンに五穀味鶏はいかが? | |||||||
| バターチキンの元になるタンドリーチキンは、以前其の12でもお聞かせした通り、鶏肉をヨーグルトとスパイス類、酢、塩などで一晩漬けおき、タンドールで一気に焼き上げる料理だ。 タンドリーチキンは、下ごしらえに使う調味料は複雑だが、レシピは「漬けおき、焼き上げる」というシンプルな手法だから、鶏肉の善し悪しが味を左右する。スパイスでゴマ化せるようで、実はまったくそうでない。反対に安い鶏肉を使うと、どんなにスパイスを効かせてもわかってしまうんだ(第一、鶏肉の味がわからなくなるほど、スパイスを強くしたら食えたもんじゃないしな)。 だからこそ主役になる鶏肉には、ぜひとも品質の良いものを選んでほしい。 あっしのオススメは、食材仕入ドットコムさんでも扱ってる「五穀味鶏(ごこくあじどり」だ。こいつは東北に拠点をおく真面目な養鶏屋さんが、丸大豆・穀類・舞茸の特殊飼料で育てた、実に濃くて深い味わいの鶏肉だ。 |
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| 牛肉が牧草で育てたグラスフェッドと、穀類で育てたグレインどフェッドで味が異なるように。鮎が水苔を食べて香りがつくように。ウニがコンブを食べて旨味を増すように。肉でも魚でも、その生き物が何を食べるかによって、食材の味は変わってくる。五穀味鶏ってえのは、実にその辺りのことをよーく考えて育てた鶏だ。 「五穀味鶏」は、まさに看板にいつわりなし! 飼料の83%にあたる穀類は文字通り、とうもろこし、焙煎大豆、マイロ、玄米、ライ麦の五穀を使用している。特にマイロ、玄米、ライ麦は肉を締める働きがあり、中でもマイロはトリの臭みを抑える働きも兼ねそなえているのさ。 また丸大豆は肉に良質な脂肪を持たせ、口どけを良くし、甘味や旨味を強く感じさせる。さらに舞茸は抵抗力&免疫力を向上させ、臭みを大幅に抑え、味に深みを持たせているってワケさね。 この五穀味鶏。食材仕入ドットコムさんの肉類でも、すぐに売り切れちまう人気商品だ。 みなさま、ご注文はお早めにな〜! |
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| 精製バター、ギーは体に良いぜ! | |||||||
バターチキンといえば、ぜひ試していただきたのがギーという、インド独特の精製バターだ(作り方は上記レシピを参照)。動物性の油は体に良くないと思ってる方がいるだろうが、それは大間違いのコンコンチキってもんだ。 |
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| ギーは通常の油のように肝臓に蓄積されることがなく、逆にその働きを良くする効果がある。東洋医学において、肝臓と目がつながっているというのは有名な話だが、ギーを摂ることは目の健康にも良いとされているんだ。実際アーユルヴェーダの療法では、ギーを直接目に垂らすというトリートメント方法もあるくらいだ。 バターチキンに限らず、インドの高級店では上質のギーを頻繁に使う。健康のためにも、ぜひお試しいただきたい食材さね。 バターチキンでお勧めは、麻布十番商店街は駅近くにある「ハティー」という店だ。ここのバターチキンは一口めはフツーだが、食べるほどにあとを引いてくる逸品だ。そろそろ、あっしも一息ついたところで出かけるとするかな。 さーて、時間がきやがった。 それじゃお客さん! 次回をお楽しみに。 |
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