| 掲載日:2004年4月1日 |
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| アボカドの味はマグロのトロに似る? | ||
さて、今回は3月はじめにもメールでお知らせした、「お寿司屋さんで大人気! ヘルシーなアボガド」の特集だ。 |
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| アボカドは独立した寿司ネタでい! | ||
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たとえば寿司を食い慣れたお客さんに目隠しをしてもらい、どっちがアボカドか、トロだか当てさせてみな。寿司を良く知る日本人なら、十中八九の人がピッタリ正解を当てるだろう。 だが、これは食べ物としてアボカドの価値が劣るってえ話じゃねえ。違う食材なのさ。あっしは少なくともそう考えている。 (値段は月とスッポンだがね)。 おそらく回転寿司でカリフォルニア・ロールを注文するお客さんは、トロの代用品としてアボカドを食べたいワケじゃねえ。カリフォルニア・ロールの持つ、気軽なファストフードの感じを楽しみたいのさ。(そんな意味で、アボカドのカリフォルニア・ロールは寿司の原点に戻った一品だ)。 試しにアボカドの代わりに、カリフォルニア・ロールにマグロのトロを使ってみい。値段などの条件を差し引いても、これほど人気の品になったかどうかわからないと思うよ。 |
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| アボカドの語源は何? | ||
| 日本では「アボガド」と発音する人が多いが、実際には「アボカド」が正しい。 だが発音のしやすさからか、どうやら半分以上の人が「アボガド」と濁って言う場合が多いようだ。土地が変われば呼び名が変わることも多いから、あっしはどっちだっていいじゃねえかと思ってるがね。 そんなアボカドの語源は、アステカ族の言葉・ナワトル語で「アフィアト」がなまったものだそうだ。それによると「アフィアト」にはアボカドという意味以外に、男性の睾丸という意味もあるらしい。形が似ていることはもちろんだが、その栄養価から精力を高めるといったイメージもあったのかもしれないな。 アボカドの原産は南米北部からメキシコと言われており、ペルーにあるインカ帝国の遺跡からもその種が見つかっているのさ。 メキシコ先住民族のアステカ族は、この栄養価の高い果実を常食にしていたらしく、実際にメキシコに行くと、アボカドは実によく食べられているのを実感するよ。 ご存じの方も多いかと思うが、アボカドはタコス(トルティーヤ)の具としてメキシコ料理に欠かせないもんさね。一般的な食べ方は果肉をつぶし、トウガラシやトマト、タマネギなどと一緒にタコスに挟んで食べるのさ。もっともメキシコ人の味付けは、あっしら日本人には少し辛すぎるけどな。 ほかにもエビのカクテルを種をとった穴に入れたり、ベネグレットと呼ばれるドレッシングソースを入れ、スプーンで食べるなど、本国メキシコでもアボカドの食べ方はシンプルなものが多いようだ。 |
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| アボカドくんはギネス認定の栄養価! | ||
| アボカドに精力増進効果があるかどうかは定かではないが、こいつはギネスブックにも認定された「世界でもっとも栄養価の高い果実」なんだ。 栄養価というのはバランスもあるから、何をもって一番とするかは難しいところだが、その特徴は全体の20%を占める脂肪分さ。 なに? そんなに脂肪ばかり多いんじゃ、太って仕方ないだろうってか? へへ、お客さん。素人さんみたいなことを言っちゃあいけないよ。上質の脂肪分はお肌をツルツルに保つんだぜ。 なんせアボカドに含まれる脂肪酸の80%は不飽和脂肪酸で、コレステロールはゼロ。また、その中でもオレイン酸の比率が高く、血液中のコレステロールを低下させ、動脈硬化などの予防効果を促進する言われているんだ。 だからアボカドは太るどころか、糖尿病体質の人に適した食べ物といわれている。ご両親や一族に糖尿の多い人なんざ、普段からアボカドを食べていると、先々安心かもしれねえよ。 また、こいつはビタミン・ミネラルのバランスも良く、豊富な脂肪分のおかげで人体にも吸収されやすい。アメリカじゃあ、アボカドはダイエット食品としてますますの人気食品なんだ。 |
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| アボカド、食べ頃指南 | ||
| そんな素晴らしいパワーを持ったアボカドくんだが、困ったことに品定めと食べごろを判断するが、けっこう難しい。 アボカドや洋梨、キウィなどは樹の上では簡単に熟さないので、追熟(ついじゅく)というやり方が必要なんだ。追熟ってえのは何かって言うと、青い実のまま収穫し、倉庫などに入れて熟成を待つやり方だ。 スーパーなんぞで見かけるアボカドは、シールに食べごろの色が黒緑で表示されていて、それを目安に選んだが、1個のアボカドでもヘタと尻の部分で色が違うこともあるから、なかなか判断に苦しむことも多い。 ともかくも皮が黒くて、軽く握った時にグッっと弾力のあるものは、中身も柔らかくなっていて食べ頃だ。熟したものは室温で最高4日くらい保存することができる。 反対に押し傷が多く、やわらかいものは熟し過ぎていることがあるので、こうしたものは避けた方が良い。 固いアボカドの場合は、室温で放置しておけば熟成が進むんだが、室温によって熟成の仕方が変わるから注意しないといけねえ。 南方の果実だから4.5℃以下になると、低温障害を起こして黒く変色することがあるんで注意が必要だな。この性質を逆に利用し、アボカドの輸入業者は4.5〜5.5℃に保って20日前後もの長期輸送を可能にしているんだがね。 |
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| 色変わりするアボカドくん | ||
| もうひとつアボカドの難点をあげると、剥いたあとの果肉が褐色に変色しやすいことだろう。 ブラウニングと呼ばれるこの現象は、リンゴやバナナなどでも見られるもので、果肉に含まれてるポリフェノールなどが空気に触れて反応し、メラニンの色が変わって茶色く見えるってわけだ。いわばアボカドのソバカスみたいなもので、見た目は悪いがまったくの無害。食べる時は気にしなくてもいいんだよ。 え? いくら無害だからって、茶色の斑点ができたカリフォルニア・ロールなんか、お客さんにお出することはできないって? へへ、そらまあ、そうだな。あっしとしたことが失礼しやした。 確かに日本人に比べて大ざっぱなメキシコ人だって、茶斑点のアボカドを客に出したりすることはしないからな。 だが、一度切ったアボカドを変色させずに保存するのはむずかしい。 ラップで密着させ、空気に触れないようにすれば、比較的変色は少なくなるが、一度外気に触れた場合は1日が限度だろう。 レモンやライム果汁も少しは効果はあるが・・・まあ焼け石に水だし、少なくとも酸っぱいのが苦手なお客さんには不向きだろう。 本国メキシコではアボカドの種を入れておく方法などもあり、これは比較的持ちは良いが、完全に変色を防ぐことはむずかしい。 ともかくも生のものは、剥いたら全部食べ切ってしまうのが最良の方法だってことさね。 |
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| 「アボガドチャンキーパルプ」はいかが? | ||
| アボカドは申し上げた通り、美味しいけど品定めをしたり、食べ頃を判断したり、また保存する方法がむずかしい素材だ。 だが、そんな手間ひまがいらない方法がひとつだけあるんだ。 お客さん、何だと思う? そう! それはスイサンドンヤ・ドットコムさんの「アボガドチャンキーパルプ」を使うことだよ。 「アボガドチャンキーパルプ」は超高圧殺菌技術により、100%天然のアボカドの持つ、自然なフレーバーや、色調、風味をそのままの状態に保った高品質のアボカド商品なんだ。 もちろん添加物なんか一切使ってないよ。 そのフレッシュ感やなめらかな舌ざわりは、生鮮品に勝るとも劣らないんだ。 当然、一年中安定した品質。メキシコ産で、品種は日本で最もポピュラーなハス種を使用。 オイル含有量をコントロールし、最適に熟したものだけを皮からくりぬき、アボカド約2.5〜3個分という、そのまま使いやすい分量にパックしてあるから、ロスが少なく経済的だよ。おまけに、皮や種などの廃棄も不要さ。 蛇足ながら加えておくと、アボカドってえのはクスノキ科の植物で意外に品種が多い。 世界中には何と700種類以上の品種があるといわれていて、果実の熟色は黒紫、グリーンなどさまざまだ。 形も卵型だけでなく洋梨タイプやへちまタイプなどさまざまだが、日本のスーパーなどで見かけるのはハス種という黒紫色で、卵型。 昔、ワニナシと呼ばれたように、皮肌がワニのように凸凹しているタイプがほとんどだ。 ともかくも、スイサンドンヤ・ドットコムさんの「アボガドチャンキーパルプ」。 どうぞ食べておくんなせえ。 さて、花見を迎えるこの季節。 あっしら魚屋さんも忙しくする時期だ。今回はちょっくら新しいテーマを選んだ「医食同源」。いかがでしたかい? 次回のテーマはまだ決めてねえが、せっかくだから新しい分野の話を開拓してお話することにいたしやしょう。あっしの専門分野じゃないものも多いが、それだけやりがいもあるってもの。 読者のみなさんから何かリクエストでもあれば幸いです。 じゃあお客さん! 次回をお楽しみに! |
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