| 掲載日:2003年09月10日 |
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| 目に青葉 山ホトトギス 初ガツオ? | ||
| さて、医食同源の寿司シリーズもいよいよ12回め! 今回は、これからが旬のカツオを取りあげてみよう。 …おっと、おっと! お客さんがた玄人衆はもちろん、カツオの旬が実はこれからだってえのは、ご存じだよな〜? カツオといえば5月の初ガツオが有名だが、実はあの時期のカツオは脂が少なく、いちばんサエない時期かもしれないのさ。 《目には青葉 山郭公 はつ鰹》
江戸前期の俳人・山口素堂(すどう)は、野山に青葉が繁る頃が初ガツオの季節だよと、この句を詠んでいるんだが、初ガツオは当時の流行で、法外な値段で取り引きされたそうだ。 |
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| カツオの生肉には毒がある? | ||
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ところが、それだけ江戸っ子に熱狂的に求められたカツオくんだったが、じつは江戸時代はもちろんのこと、一般に寿司屋がネタとして用いはじめたのは、昭和30年代半ばくらいからのことだったんだな。 |
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| あなたは刺身派? それともタタキ派? | ||
ところで腐りやすくアシが早くカツオくんだが、刺身にして食べる場合、これがあまりに漁獲されてすぐだと、まるでゴムをかじってるみたいで、およそ旨味というものがねえ。
ところがタタキの場合は水揚げされて、なるべくすぐのものを使うのがいちばんというんだから、その辺はちょっくらややこしい。 |
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| カツオはやっぱりタタキだろうよ! | ||
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寿司ネタとしても、やはりタタキにしたカツオは旨いよな〜。
カツオは豪快にサバくのがコツ。 |
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| 土佐の藁焼きはいかが? | ||
| 本場土佐の国では“藁焼き”という、藁を焼いて表面だけ一気に焼き上げる、昔ながらの手法がある。これはカツオの臭いを取るのと香りづけのためで…焼くのではなく、藁で燻すというやり方もあるが、それは人やお店によりけりってことだろう。 |
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| 寿司もワサビだけじゃないぜ! | ||
寿司といえば付き物なのはワサビだが、ことカツオに関して言えば、おろしショウガにその座を譲らざるを得ないだろう。
なんでも長崎の方へ行くと、カツオはヅケにして芥子で食べるそうだ。あっしも食べてみたことがあるが、こいつはなかなかイケるぜ。 |
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| カツオにマヨネーズはいかが? | ||
| ところで、カツオのいちばん美味しい食べ方は、マヨネーズを和えることだなんて書いてあるマンガが昔あったけど…みなさんはどう思う? あっしに言わせりゃ『そいつはちょっと違うだろ』だな。 たしかにマヨネーズと一緒にカツオを食べるのは、わるくはない。臭みはとれるし、ちょっとひねりを入れた洋食って雰囲気もしないじゃない。『旨いか? 不味いか?』と聞かれれば、あっしは旨い方だと答えるよ。 ただ、いちばん旨い食べ方ってえのは、どうも…。 そのマンガだとカツオ漁船の人は、毎日タタキだと飽きてしまうんで、マヨネーズをつけて食べるやり方を編み出したというんだが…あっしの友だちの漁師は、みな口をそろえてショウガにネギと醤油がいちばん飽きないって言ってるぜ。(もちろん、あっしもそう思うよ)。 みなさんはどう思いやす? ご意見のホド、ぜひこのイダテンのゲンさんまでお寄せやす。 |
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| カツオは血合いが肝心 | ||
カツオってえのは、流線形のその姿を見てもわかる通り、あらゆるサカナの中でも最高のスイマーの一種だ。時速30km/hのスピードで泳ぎ、何か危険があればその数倍の早さで海の中をかけめぐる。
ともかくもカツオは日本人に好まれてきたサカナだ。鎌倉時代以降はその名の通り、戦勝を祝うサカナとしてめでられてきた。 |
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