| けど、インターネットとかいうもんを駆使して、この記事を読もうって方々が、そんな説明じゃいけねえのはワシにもわかります。でも、まずはサカナや海のもんが体にいいっていう、結果というか事実からハナシをはじめましょうや。そうでねえとラチがあかねえもん。
とはいえ、大まかな話をしようにも、そんな中に大筋つうか、体系っていうものは必要になってくるかな。
だから…そう! たとえば、薬膳だな。
薬膳の考え方は、むかしからある経験測による栄養学、医学の代表的なもの。ご存じかもしれませんが、中国にはむかしから陰陽五行説ってもんがございます。こいつは世の中にあるすべてのモンを、陰と陽、それから5種類に分類しちまおうっていう、けっこう強引で乱暴な考えかたなんですが、中には的を得ているものもあるんですね。
その陰陽五行説のなかで、的を得た言える考え方が薬膳なんですな。
簡単に言うと、まず人間を陰と陽、つまり冷えやすい寒体質と、ほてりやすい熱体質に分けちまう。(まあ、血液型の性格判断みたいなモンですかな。星座とか動物占いとか…。もっと実際的ですがね)。
それから味覚を、酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(かんみ、塩辛さの意)の5つに分け、食べ物を、温・熱・平・涼・寒の5つに分けて組み合わせる。その組み合わせのバランスによって、食べることによって、最良の健康状態を引き出せるってシステムです。
ワシらがあつかうエビなんかは、甘味の分類で温。どちらかといえば、体をあたためる部類に入るそうです。
まあ、エビはワシらにとっちゃあ真打ちなんで、いずれあとの回でタップリと語り倒させていただきやしょう。ちなみに、これから冬にかけての寒い時期は『天然くるまえびのニンニク風味、チリソース炒め』なんてメニューは、高血圧、心臓病、動脈硬化なんかに良いとされている一品です。
薬膳の分類方法は5通りずつが基本と、見た目は単純でも組み合わせは無限で、その人の体質や健康状態に合わせて融通無碍に展開します。まあいわば、経験的医学でしょうな。
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